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クラーシェ誓約者同盟・レゴリス帝国首脳会談
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投稿ツリー
- クラーシェ誓約者同盟・レゴリス帝国首脳会談 (レゴリス帝国, 2013/12/10 23:00)
- Re: クラーシェ誓約者同盟・レゴリス帝国首脳会談 (ゲスト, 2013/12/10 23:38)
- Re: クラーシェ誓約者同盟・レゴリス帝国首脳会談 (レゴリス帝国, 2013/12/11 0:51)
- Re: クラーシェ誓約者同盟・レゴリス帝国首脳会談 (ゲスト, 2013/12/11 1:12)
- Re: クラーシェ誓約者同盟・レゴリス帝国首脳会談 (レゴリス帝国, 2013/12/11 1:36)
- Re: クラーシェ誓約者同盟・レゴリス帝国首脳会談 (ゲスト, 2013/12/11 18:37)
- Re: クラーシェ誓約者同盟・レゴリス帝国首脳会談 (レゴリス帝国, 2013/12/11 22:40)
- Re: クラーシェ誓約者同盟・レゴリス帝国首脳会談 (ゲスト, 2013/12/14 22:00)
- Re: クラーシェ誓約者同盟・レゴリス帝国首脳会談 (レゴリス帝国, 2013/12/14 23:32)
- Re: クラーシェ誓約者同盟・レゴリス帝国首脳会談 (ゲスト, 2013/12/15 23:44)
フリューゲル暦504年4月4日
レゴリス帝国バルニッツァ州ベレッツァ島
総統専用別荘「シャングリ・ラ」メインコテージにて、
クラーシェ誓約者同盟及びレゴリス帝国間の首脳会談が行われようとしていた。
※関係国の方はこのスレッドをご利用下さい。
Re: クラーシェ誓約者同盟・レゴリス帝国首脳会談
msg# 1.1クラーシェ誓約者同盟の元首、また全選帝侯の総代としてエリーゼ・シェルストリアが出席いたします。
此の度のお招き、またステンシアのウラン鉱の問題についてもご尽力頂いたこと、クラーシェを代表し厚く御礼申し上げます。
それにしても…キルヒアイゼン卿より聞いてはいましたが、大変素敵な場所ですね。
この度、両国の安全保障に係る事について協議を行う、ということを聞きやって参りました。
レゴリス、クラーシェの両国の関係史を辿れば、その関係は我が国ティ・ラフィール連合国の開国以後、レゴリス・ラトアーニャ併合条約によりレゴリスの地の一つとして、レゴリス領ラトアーニャ州の名でクラーシェは有りました。
そして、先の大戦の最中。不幸な見解の相違、義の在り方の相違により二つの地に再び分かたれました。
この会談が、両国がかつてのような蜜月関係を築くことの出来る、貴重な一時となる事をクラーシェ国民、そして私も祈っています。
レゴリス帝国総統として私、ヴァルター・ディットリヒが出席します。
シェルストリア陛下、遠路遥々クラーシェよりお越し頂きありがとうございます。
ようこそレゴリスへ。
この私と、レゴリス帝国政府並びに帝国国民は皇帝陛下を歓迎致します。
この地を気に入って頂けたようでなによりです。
ここから見えるバルニッツァの海は、近くから見ると海水がよく透き通っていて、心が洗われるような気分になりますから、後日浜辺の方に行ってみては如何でしょうか?
さて、今回シェルストリア陛下を我が国にお招きさせて頂いた理由につきましては、陛下の仰られる通り、両国の安全保障について我が国から提案がある為で御座います。
クラーシェとレゴリスの関係史は、貴国がティ・ラフィール連合国という名前であった頃、我が国が貴国へウラン鉱の開発支援を持ちかけた事に端を発しており、ラトアーニャ君主共和国時代には一時我が国に併合され、貴国はレゴリス領ラトアーニャ州と名乗っておりました。
先の大戦では陛下の仰られる通り、不幸にも見解の相違などが生じ、結果として貴国は我が国より独立されてしまいました。
然しながら、レゴリスの国民も、そして私もかつてあったクラーシェ・レゴリスの蜜月関係を再び築く事を望んでおります。
その両国の蜜月関係を再び築く第一歩として、下記の相互安全保障条約の締結を御提案する次第です。
レゴリス帝国とクラーシェ誓約者同盟との間に於ける相互協力並びに相互安全保障条約
前文
レゴリス帝国政府及びクラーシェ誓約者同盟政府は、両国の友好関係を確認し、また両国並びに世界全体の平和安定に寄与する為、以下の内容の条文を規定する。
第1条
両締約国は、主権及び領土保全の相互尊重、相互不可侵、内政に対する相互不干渉、平等及び互恵並びに平和共存の諸原則の上に、両締結国間の恒久的な平和友好関係を発展させるものとする。
第2条
両締約国は、前記の諸原則に基づき、相互の関係に於いて、全ての紛争を平和的手段により解決し及び武力又は武力による威嚇に訴えないことを確認する。
第3条
両締約国は、善隣友好の精神に基づき、また、平等及び互恵並びに内政に対する相互不干渉の原則に従い、両締結国間の経済関係及び文化関係の一層の発展並びに両締結国民の交流の促進のために努力する。
第4条
両締結国は、個別的及び相互に協力し、継続的且つ効果的な自助及び相互援助により、武力攻撃に抵抗するそれぞれの能力を憲法上の規定に従うことを条件として、維持し発展させる。
第5条
両締約国は、この条約の実施に関して随時協議し、また、両締結国の安全又は両締結国の周辺地域に於いて国際の平和及び安全に対する脅威が生じたときはいつでも、いずれか一方の締約国の要請により協議する。
第6条
両締約国は、両締結国の施政の下にある領域に於ける、いずれか一方に対する武力攻撃が自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従って共通の危険に対処するように行動することを宣言する。
第7条
クラーシェ誓約者同盟の安全に寄与し、並び国際社会の平和及び安全の維持に寄与するため、レゴリス帝国は、その陸軍、空軍及び海軍がクラーシェ誓約者同盟において施設及び区域を使用することを許される。
第8条
この条約は批准されるものとし、ベレッツァで行われる批准書の交換の日に効力を生ずる。この条約は10年間効力を有するものとし、その後は第9条の規定に定めるところによって終了するまで効力を存続する。
第9条
いずれの一方の締約国も、1年前に他方の締約国に対して文書による予告を与えることにより、最初の10年の期間が満了した際またはその後いつでもこの条約を終了させることができる。
特に条約等に異論が無ければ後程調印を行う予定ですが如何でしょうか?
Re: クラーシェ誓約者同盟・レゴリス帝国首脳会談
msg# 1.2.1歓迎のお言葉、ありがとうございます。
はい、美しき海として名高いバルニッツァの海……後日、また浜辺でゆったりと眺めたいものです。
さて、条約案に関してですが……そうですね、概ね問題も無く有難いご提案です。
しかしながら、一点。弊国が近年10番目の領邦として迎えたケーニヒスベルク大公国についてです。
かの地はかつては帝政カールスラント、カールスラント帝国として、一主権国家として存在していた事は
総統閣下もよくご存知の事と存じます。弊国は先のルセナール議定書において、現ケーニヒスベルク大公国に一定の自治権を与えました。
第七条のレゴリス帝国軍の行動範囲につきまして、かの地は戦後復興途上であることから、
また過度の刺激を与えたくないとの同盟政府の判断から、レゴリス帝国軍が施設及び区域を使用出来る範囲は
ケーニヒスベルク公国を除く地域の何れかとして頂きたく存じます。
また、軍の兵力は一個駐屯地規模として頂きたく、以下の第七条案を提示いたします。
第七条
クラーシェ誓約者同盟の安全に寄与し、並び国際社会の平和及び安全の維持に寄与するため、レゴリス帝国は、その陸軍、空軍及び海軍がケーニヒスベルク大公国を除くクラーシェ誓約者同盟の地において、施設及び区域を使用する事を許される。駐屯兵力は一個駐屯地に収まる範囲の規模とする。
なるほど。確かに我が国の軍がケーニヒスベルク大公国内で活動してしまったのならば、我が国とクラーシェの友好関係のみならず貴国内の情勢等にも悪影響を及ぼしてしまうでしょう。貴国の判断は理に適っていると私は思います。
よって、シェルストリア陛下が提案なされた第7条修正案を受け入れ、当該条文の差替えを行いましょう。
駐屯場所についてですが、我が国としては(13,14)に駐留したく考えておりますが、シェルストリア陛下のご意見をお聞きしたく存じます。
Re: クラーシェ誓約者同盟・レゴリス帝国首脳会談
msg# 1.4第七条の修正同意に心から感謝申し上げます。
また、修正に伴い一点確認させて頂きたい事があるのですが、戦時下においてケーニヒスベルク大公国が攻撃を受けた場合、
この条約は適用されるのか否か、ということです。大変重要な事ですので、この場で確認しておきたく存じます。
駐屯場所についてですが、現在弊国は軍事力の増強と経済の発展を同時に並行して行うべく、新首都の建設計画及び重要軍事拠点の選定に当たっています。
そのため、この場では駐屯場所について確約しかねますので、後日事務レベルにおいて協議させて頂きたく存じます。
また参考までに、(13,14)を駐留地点として選定した理由をお聞かせ願いたく存じます。
まず、戦時下に於いてケーニヒスベルク大公国が攻撃を受けた場合についてですが、無論本条約は適用されると考えております。
ケーニヒスベルク大公国が比較的高度な自治権を持っているとはいえ、貴国の地方の一つであることに変わりは無いというのが帝国政府の見解です。
駐屯場所の件につきましては了解しました。では後日協議するという事に致しましょう。
(13,14)を駐屯場所として選定した理由につきましては下記のものが挙げられます。
1,当該地点は首都アウセクリスと北部の都市郡に挟まれた交通の要所であり、有事の際にアウセクリスや北部の都市群へ迅速に帝国軍を展開できるようにする為。
2,当該地点が周辺地域(周辺1Hex)を含め殆どが未開発であり、また人口密集地が無い事から大規模な空軍基地や海軍基地、陸軍基地の建設が可能であった為。
3,騒音問題等駐屯に伴う様々な問題を未然に防ぐ為。
4,帝国海軍の駐屯場所として海に面している必要がある為。
1については、文字通り迅速にクラーシェに駐屯する帝国軍を展開できるようにし、有事に於ける貴国の防衛に寄与する為のものになります。
2については、陸海空軍合わせて4万人という大規模な駐留部隊となる事から、必然とそれらの部隊が駐屯する基地も大規模となってしまいます。その為、周辺地域が殆ど未開発であり、また人口密集地が無い当該地点が選定されたのです。
3については、周辺地域に人口密集地が無い事から、駐屯する帝国軍所属の航空機による騒音問題等を未然に防げると判断した為です。
4については、文字通りの事ですので説明は省かせて頂きます。
私からの説明は以上です。
Re: クラーシェ誓約者同盟・レゴリス帝国首脳会談
msg# 1.6ケーニヒスベルク大公国の扱いについて、大変よくわかりました。ありがとうございます。
駐屯場所についても丁寧なご説明、ありがとうございます。
位置についての貴国政府の考えを政府内で十分検討させて頂いた上で、お返事させて頂きます。
また、条約内容に私はこれ以上疑問点や要望点などは御座いませんが、条約や条約以外のことで、総統閣下から何かお話はありますでしょうか。
私の方からも特にはありません。
条約の調印に移りたいと思いますが、如何でしょうか?
Re: クラーシェ誓約者同盟・レゴリス帝国首脳会談
msg# 1.8はい、問題ありません。
レゴリス帝国とクラーシェ誓約者同盟との間に於ける相互協力並びに相互安全保障条約
前文
レゴリス帝国政府及びクラーシェ誓約者同盟政府は、両国の友好関係を確認し、また両国並びに世界全体の平和安定に寄与する為、以下の内容の条文を規定する。
第1条
両締約国は、主権及び領土保全の相互尊重、相互不可侵、内政に対する相互不干渉、平等及び互恵並びに平和共存の諸原則の上に、両締結国間の恒久的な平和友好関係を発展させるものとする。
第2条
両締約国は、前記の諸原則に基づき、相互の関係に於いて、全ての紛争を平和的手段により解決し及び武力又は武力による威嚇に訴えないことを確認する。
第3条
両締約国は、善隣友好の精神に基づき、また、平等及び互恵並びに内政に対する相互不干渉の原則に従い、両締結国間の経済関係及び文化関係の一層の発展並びに両締結国民の交流の促進のために努力する。
第4条
両締結国は、個別的及び相互に協力し、継続的且つ効果的な自助及び相互援助により、武力攻撃に抵抗するそれぞれの能力を憲法上の規定に従うことを条件として、維持し発展させる。
第5条
両締約国は、この条約の実施に関して随時協議し、また、両締結国の安全又は両締結国の周辺地域に於いて国際の平和及び安全に対する脅威が生じたときはいつでも、いずれか一方の締約国の要請により協議する。
第6条
両締約国は、両締結国の施政の下にある領域に於ける、いずれか一方に対する武力攻撃が自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従って共通の危険に対処するように行動することを宣言する。
第7条
クラーシェ誓約者同盟の安全に寄与し、並び国際社会の平和及び安全の維持に寄与するため、レゴリス帝国は、その陸軍、空軍及び海軍がケーニヒスベルク大公国を除くクラーシェ誓約者同盟の地において、施設及び区域を使用する事を許される。駐屯兵力は一個駐屯地に収まる範囲の規模とする。
第8条
この条約は批准されるものとし、ベレッツァで行われる批准書の交換の日に効力を生ずる。この条約は10年間効力を有するものとし、その後は第9条の規定に定めるところによって終了するまで効力を存続する。
第9条
いずれの一方の締約国も、1年前に他方の締約国に対して文書による予告を与えることにより、最初の10年の期間が満了した際またはその後いつでもこの条約を終了させることができる。
弊国は本条約に調印いたします。
クラーシェ誓約者同盟皇帝 選帝侯総代 エリーゼ・シェルストリア(Elize Sierstlia)