スオミ王国・ヴォルネスク共和国　ヘルシンキ会談

共和国政府を代表しミハイルニコフ第一副外務大臣を派遣いたします

スオミ王国からは外務次官が出席します。

まず共和国政府を代表しこの場を提供していただいた
陛下並びに閣下のご意思に感謝すると同時に
この階段が有意義な実りあるもののとなることを
願います。

まず共和国政府はスオミ王国の正式政府としての容認と
二つのスオミの存在を確認する立場となったことを
改めて宣言いたします。

こちらの方こそ、長年明確にではなかったものの潜在的に対立が存在していた貴国と国交を開き、このような形で会談を持つことができたこと、非常に嬉しく思います。

我が国としても、スオミ民主共和国側が我が国との会談に応じ、相互承認を行う、という前提はつきますが、民主共和国政府の存在と独立を承認する用意があります。民主共和国側が早期に会談に応じることを我が国としては望んでいます。

スオミ民主共和国とスオミ王国との対立は共和国の
スカンディナヴィア貿易における重要な難題でした
しかしここにスオミ王国政府指導部の皆様方が前向きに
検討するだけで、これは大きな一歩となるでしょう。

我が共和国政府はこれを大いに支持し、また三ヶ国間の
多目的会談もまた必要かと考えております。

アクアマリンが崩壊した今もはやスカンディナヴィアにはスオミ王国とスオミ民主共和国しか残っていません。両政府の争いはスカンディナヴィアの消滅に繋がります。そうならないためにも、対立を緩和するのは必須でしょう。

さて、そろそろこの会談における二つ目の議題、我が国と貴國の間の不可侵ないしは安全保障条約の締結に関する議題に移ってよろしいでしょうか。

はい、２つ目の議題に移りましょう

不可侵については何ら問題ございません。
共和国としても貴国との関係緩和につながることであり
こと重要な案件であると思われます。

また安全保障面での強化においても同意させいて頂きます。

では、不可侵条約の締結に留めるか、安全保障条約も締結するか、どちらにしましょうか。我々の方では、安全保障条約の内容としては、攻守同盟ではなく防衛同盟を想定しています。

共和国としては不可侵・安全保障条約を希望します。

防衛同盟案承知いたしました

では条約の内容として、
①どちらかが宣戦布告をうけた場合のもう一国の自動参戦義務
②こちらから宣戦布告した場合はもう一国が参戦する義務はない。
③戦時の物資の相互支援
④北ヴォルネスクの海軍の強化（戦艦の建造）にスオミが協力（初期資金・石油の提供）する
といった所でしょうか。
自国のみでの怪獣退治が不可能な場合のもう一国による怪獣退治の代行・北ヴォルネスクへのスオミ国防軍の駐屯（貴國が希望するならば、スオミ側への北ヴォルネスク軍の駐屯も）・将来的な条約国増加　についても盛り込みたいと思っているのですが、どうでしょうか。