石動第三帝国・嘉川臨時政府間停戦協定調印式

石動第三帝国・嘉川臨時政府間停戦協定

　本協定は石動第三帝国と嘉川島政権間における停戦の条件を定め、両政府間の紛争集結を国際的に明言するものである。両政府合意の上での締結であることを示すため、石動第三帝国は管領今川範邦を、嘉川島臨時政府は阿蘇直子を各々全権委員とし、本条約に連署するもである。

第一条　嘉川島臨時政府は即日解体し、石動第三帝国に編入される。

第二条　嘉川島は全土及び付属群島を近江宮流皇帝家の不動産物件たる荘園資産とし、石動第三帝国はその経営裁量権を追認する。これが公式呼称は「佐貫大島荘（さぬきおおしまのしょう）」とする。

第三条　佐貫大島荘は本土以外との鋼鉄・砲弾の取引は全面的にこれを禁ず。

石動第三帝国は本協定に署名する。

源正三位管領今川廷尉太郎範邦　（花押）

諸般の理由により停戦協定を改訂する。

石動第三帝国・嘉川臨時政府間停戦協定

　本協定は石動第三帝国と嘉川島政権間における停戦の条件を定め、両政府間の紛争集結を国際的に明言するものである。両政府合意の上での締結であることを示すため、石動第三帝国は管領今川範邦を、嘉川島臨時政府は阿蘇直子を各々全権委員とし、本条約に連署するもである。

第一条　嘉川島臨時政府は即日解体し、石動第三帝国に編入される。

第二条　嘉川島は全土及び付属群島を近江宮流皇帝家の不動産物件たる荘園資産とし、石動第三帝国はその経営裁量権を追認する。これが公式呼称は「佐貫大島荘（さぬきおおしまのしょう）」とする。

第三条　佐貫大島荘は本土以外との砲弾の取引は全面的にこれを禁ず。

第四条　佐貫大島荘は、本土の他、石動第三帝国政府へ申請の上許可を得た第三国にのみ鋼鉄を輸出し得る。

嘉川自治政府は石動本国周辺の事態の鎮静化を確認したため、本停戦協定への署名留保を解除し署名する。

嘉川自治政府太政大臣阿蘇直子 (花押)

石動第三帝国は改訂版協定へ調印する。

源正三位管領今川廷尉太郎範邦　（花押）

587年1月20日、我が国の署名と嘉川島自治政府の署名を以て本協定が発効された。
以後嘉川島自治政府は解体され、同地は石動第三帝国領における近江宮皇帝家不動産資産、佐貫大島荘となる旨国際社会に通達する。