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バルト海問題に関する協議 |
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普欧帝国政府代表 2013/4/30 2:32
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スオミ側からの要請を受けて本会議を招集する。
アクアマリン、スオミ両国の参加表明をお願いしたい。
しかる後に、我が国が現状の整理と問題点の提示を行いたいと思う。
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Re: バルト海問題に関する協議 |
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スオミ王国外務次官 2013/4/30 2:33
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Re: バルト海問題に関する協議 |
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アクアマリン王国代表団 2013/4/30 2:33
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Re: バルト海問題に関する協議 |
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普欧帝国政府代表 2013/4/30 21:37
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御参加に感謝する。
まず、現状のバルト海の領有権に関する問題を整理する。
アクアマリン王国側にとって問題となっているのは、ボスニア湾、スオミ湾、バルト海全域を領海と主張する
スオミ王国側により帝政フリューとの交易が著しく制限されており、現に自国船舶がスオミ王国を名乗る
一団から通行税を徴収されているということである。
これに対して、スオミ側は一二海里以遠の領有権を主張しておらず、また海空軍戦力の不足により
沿岸部以遠の治安維持もままならず、海賊の跋扈するに任せていると述べている。
また、領有権についてはバルト海北部沿岸がスオミ領海、北部その他と中部は公海、南部全域は
普欧帝国の領海と認識している。しかし、我が国の抗議を受けバルト海南部に関しては訂正した。
最後に、我が国の外務省と海軍による調査では特定の国家がバルト海の島嶼の領有を宣言したとする
記録は過去の外交文書に認められず、島嶼部を支配しているのは海賊であるということが確認されている。
また、スオミ領海に近い島嶼においても海賊の活動は活発であり、スオミ側は到底島嶼部における
主権を確立しているとは言い難い状況にある。
我が国としては、本問題はバルト海島嶼部を活動範囲とする海賊によりアクアマリン側の交易が
阻害されているものと考える。また、未だ主権権力が脆弱なスオミ王国の犯罪者や貧民が海賊となり、
スオミ王国の名を騙り通行税を徴収しているものと推測される。
上記について、両国に確認願いたい。
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Re: バルト海問題に関する協議 |
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アクアマリン王国代表団 2013/4/30 22:43
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これまでの協議内容については間違いないと思われます。
しかし、スオミ王国の犯罪者や貧民が海賊となり、
スオミ王国の名を騙り通行税を徴収していると言う点については聊か腑に落ちません。
スオミ王国はテロ事件問題でも各国と軋轢を抱えておりますが、
テロ事件については各国調査の結果、既にスオミ政府の関与が濃厚との結果が出ております。
海賊問題だけスオミ王国が無関係と言う事が果たして考えられるでしょうか?
弊国としては確固たる証拠が出てこない限り、非常に薄い可能性の1つでしかない考えます。
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Re: バルト海問題に関する協議 |
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スオミ外務次官 2013/5/1 2:14
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貴国の現状認識に基本的に同意する。海賊に関しては、我が国の海上戦力は相変わらず皆無であり、アクアマリン王国に比しても少ない水準にある。そのため、国家による海賊行為など不可能であるとしか言い様がない。
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Re: バルト海問題に関する協議 |
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普欧帝国政府代表 2013/5/1 21:26
[Reply] [Edit]
御回答に感謝します。
宣伝部報道でも述べましたが、我が国はテロ事件に関する諸外国の報道を現段階では信用していません。
海賊問題においてもスオミ側はメリットよりデメリットの方が大きく、また海空戦力が存在していない以上、
海賊問題へのスオミ政府の関与こそ非常に薄い可能性のひとつでしょう。加えて、我が海軍が拿捕した
海賊船からはスオミ政府の関与やスオミ海軍所属であることを示す物証は見つかっておりません。
最近スオミ王国もミッドガルド帝国との交易を開始しましたが、貴国船舶の安全を保障するためにも
バルト海から海賊を一掃する必要があるでしょう。我が海軍とアクアマリン王国海軍の活動により
海賊の活動は次第に弱まっていますが、スオミ側の協力を得られれば早期の問題解決も予想されます。
海軍戦力が無くとも、海域の案内や作戦立案への参加をして頂ければ十分助かりますので、
我が国は海賊問題は3ヶ国共同での海賊討伐により一応の解決を見ることができると考えます。
以上に対する両国の意見を求めます。
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Re: バルト海問題に関する協議 |
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スオミ王国外務次官 2013/5/1 22:14
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Re: バルト海問題に関する協議 |
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アクアマリン王国代表団 2013/5/1 22:51
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Re: バルト海問題に関する協議 |
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普欧帝国政府代表 2013/5/1 23:38
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両国の御理解に感謝します。
では海賊問題に関しましては、政府間の調整の後に早急に討伐活動を実施するものとします。
また、将来の禍根を断つため領有権と資源利用に関する協定も併せて協議、締結すべきと考えます。
つきましては、以下を両国に提示します。
~バルト海の共同利用に関する協定(仮)~
【バルト海の領有権について】
1.各国は沿岸から12海里をそれぞれの領海に設定し、重複する部分は中間線を基準に分割する
2.航路用の国際管理水域を設ける、当該水域の領海設定は認められない
3.島嶼部については安全保障の観点から領海内の島嶼のみ領有を認める
ただし島嶼を中心とした半径12海里の領海設定は認められない
4.公海上の島嶼については各国の共同管理下に置くものとする
また島嶼の共同管理について別項に定める各国代表からなる国際委員会を設置する
【バルト海の資源利用について】
1.領海内においては領有国の排他的漁業権が認められる
2.公海における漁業権については、乱獲による資源枯渇や環境悪化を考慮し、
継続的な共同利用のため漁獲高の割当制を実施するものとする
またその管理は島嶼管理と同じく各国代表からなる国際委員会により行われる
3.海底資源については領海、公海の区別なく、国際委員会の監視のもとに
各国による共同開発・利用を推進する
【国際委員会について】
1.各国より10名の代表を派遣し国際委員会を構成する
2.国際委員会は各国の相互協力・監視のもと、島嶼と資源の共同管理を行う
3.構成員の任期を最大4年とし、2年毎に半数を改選するものとする
本案に対する両国の意見を求めます。
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Re: バルト海問題に関する協議 |
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スオミ王国外務次官 2013/5/1 23:58
[Reply] [Edit]
国際委員会の委員長は三ヶ国の輪番、任期は半年でどうでしょうか。
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Re: バルト海問題に関する協議 |
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アクアマリン王国代表団 2013/5/3 5:31
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基本的には同意致しますが、
国際委員会の構成については再考を求めます。
そもそも海賊問題はスオミ王国が海賊の後ろ盾になってないとしても、管理不行き届きが原因であるのには違いなく、
問題の発端国が立場同等で委員会に参加するのには疑問を感じます。
国際委員会はスオミ王国への監視の意味合いが強いものとし、
他の列強各国(国際公開質疑出席国)にも参加を求める事を弊国としては希望します。
その上で、協定草案の
【バルト海の領有権について】
【バルト海の資源利用について】
をスオミ王国が順守するかどうか国際委員会が監視すれば
宜しいかと思います。
また、国際委員会の運営は普欧帝国が中心となって行う事を提案致します。
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Re: バルト海問題に関する協議 |
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普欧帝国政府代表 2013/5/3 19:55
[Reply] [Edit]
御回答に感謝します。
国際委員会につきまして両国から意見が出たため、それぞれ検討したいと思います。
まず委員長の輪番制につきましては、我が国としては異論ありませんが、
しかし、アクアマリン側より委員会の構成を巡る意見が提出されたため、
スオミ案の通りに3国の輪番制とすることは難しいと思われます。
そこで、あくまで試案でありますが、輪番制は取りやめ我が国を委員長として
各国代表に拒否権を与えるという制度にしてはどうかと考えます。
次に、委員会の構成に関するアクアマリン側の意見ですが、
我が国が本案を通して企図するところは環バルト諸国の共通の利益の保全であり、
特定の国家の監視ではありません。そのために我が国は協定案に「相互協力・監視」
の一文を入れているのです。同じように、バルト海に直接的な利害を持たない国家の
委員会への参加は一見理に適うものでありますが、利害を持たぬが故に本来の目的である
環バルト諸国の共通の利益の保全から逸脱するような運営が行われることを我が国は危惧しています。
以上から、先の案に改訂を加えて以下を提示します。
【国際委員会について】
1.各国より10名の代表を派遣し国際委員会を構成する
2.国際委員会は各国の相互協力・監視のもと、島嶼と資源の共同管理を行う
3.構成員の任期を最大4年とし、2年毎に半数を改選するものとする
4.委員会の運営は委員長として普欧帝国代表が中心となって行う
5.アクアマリン、スオミ代表は委員長の発議に対する拒否権を有する
1国に権限が集中するのは望ましくありませんが、他に案があれば提示をお願いします。
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Re: バルト海問題に関する協議 |
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スオミ王国外務次官 2013/5/3 20:55
[Reply] [Edit]
我が国としてはその案には異存はありません。
一つ疑問なのですが、国際委員会にある種の軍事的指揮権を付与し、またある程度の規模を持つ下部機構を編成するのでしょうか。委員会単体ではバルト海に関する諸業務に携わるにはあまりにも規模が小さいと思うのですが。また、その他のバルト海周辺国の加盟も考えているのでしょうか。
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Re: バルト海問題に関する協議 |
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アクアマリン王国代表団 2013/5/3 21:27
[Reply] [Edit]
弊国の提案を汲んで頂きありがとうございます。
修正案に異論ございません。
同意致します。
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Re: バルト海問題に関する協議 |
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普欧帝国政府代表 2013/5/5 0:58
[Reply] [Edit]
両国の御理解に感謝します。
下部組織の編成につきましては国際委員会独自の組織を持つのではなく、
各国の担当省庁及び海空軍との共同により実務を執り行うべきと考えます。
本協定や委員会は軍事的目的を有する同盟ではありませんので。
他国の加盟につきましては、参加申請があればその都度協議するとしてはいかがでしょう?
これらを踏まえて最終案を提示します。
~バルト海の共同利用に関する協定~
【バルト海の領有権について】
1.各国は沿岸から12海里をそれぞれの領海に設定し、重複する部分は中間線を基準に分割する
2.航路用の国際管理水域を設ける、当該水域の領海設定は認められない
3.島嶼部については安全保障の観点から領海内の島嶼のみ領有を認める
ただし島嶼を中心とした半径12海里の領海設定は認められない
4.公海上の島嶼については各国の共同管理下に置くものとする
また島嶼の共同管理について別項に定める各国代表からなる国際委員会を設置する
【バルト海の資源利用について】
1.領海内においては領有国の排他的漁業権が認められる
2.公海における漁業権については、乱獲による資源枯渇や環境悪化を考慮し、
継続的な共同利用のため漁獲高の割当制を実施するものとする
またその管理は島嶼管理と同じく各国代表からなる国際委員会により行われる
3.海底資源については領海、公海の区別なく、国際委員会の監視のもとに
各国による共同開発・利用を推進する
【国際委員会について】
1.各国より10名の代表を派遣し国際委員会を構成する
2.国際委員会は各国の相互協力・監視のもと、島嶼と資源の共同管理を行う
3.構成員の任期を最大4年とし、2年毎に半数を改選するものとする
4.委員会の運営は委員長として普欧帝国代表が中心となって行う
5.アクアマリン、スオミ代表は委員長の発議に対する拒否権を有する
6.実務にあたっては各国の担当省庁及び海空軍との共同により執り行うものとする
【その他規定】
1.本条約の有効期限を10年とし、締結国の異議がなければ自動的に更新される
2.他国からの参加申請があった場合、締結国の協議を行い過半数の同意により参加が認められる
異論なければ調印をお願いします。
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Re: バルト海問題に関する協議 |
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アクアマリン王国代表団 2013/5/5 1:21
[Reply] [Edit]
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Re: バルト海問題に関する協議 |
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2013/5/5 12:31
[Reply] [Edit]
国王陛下に代わり、ここに署名する。
スオミ王国外務大臣 ユーリカ・アナベラ・マリア・ゲーリック
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Re: バルト海問題に関する協議 |
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普欧帝国政府代表 2013/5/6 12:30
[Reply] [Edit]
調印に感謝します。
本協定の締結をもって、バルト海問題に関する協議を終了致します。
関係国の皆様はお疲れ様でした。
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