定期取引の条件に関する交渉の場を設けさせて頂きました。

関係国の皆様はご出席願います。

宜しくお願い致します。

早速ですが、我が国は現在資金が不足しつつあり、資金での取引は厳しいという状況です。そのことを踏まえたうえでご提案いただきたい所存でございます。

ご出席頂き感謝致します。

まずは、今回の交渉においては、FENA加盟国向けの優遇措置等FENAに関する一切の規定、基準等を適用しないことを確認致します。

もちろん、今後、改定などを行った場合は適用することになるでしょう。

さて、早速本題に入っていきたいと思います。

貴国の御希望は資金での取引が厳しいとのことでしたが、我が国としては逆に資金以外での取引については難しい次第であります。

とはいえ、貴国の御希望も踏まえまして以下の案を提起致しますがいかがでしょうか？仮に問題がなければ協定草案を作成致します。

①石材1万トン＝資金3000億Va＋燃料10億ガロン

②石材1万トン＝資金5000億Va

③石材1万トン＝資金2000億Va＋燃料15億ガロン

④砲弾、銀のレートについて参考となる市場情報が不足しているので貴国側による提示を要請します。

我が国としましては、資金での取引は厳しいとお伝えしましたが、燃料については輸入に頼っており、輸出は絶望的状況でございます。

よって、今回の定期取引におきましては貴国の②案にて協定草案の作成をお願いいたします。

我が国としましては、②案については貴国の飛躍的な経済成長による資金収入の向上を見込んで、10年後あるいは我が国が要請した際は貿易レートの再検討を行う旨規定を盛り込みます。御理解願います。

成蘭連邦王国・マハエール帝国間に於ける石材の定期輸送に関する協定

成蘭連邦王国（以下甲と表記）とマハエール帝国（以下乙と表記）は石材の取引に関して以下の協定を交わした。

第一条　甲と乙は石材と資金の定期輸出入契約を締結する。
第二条　甲は石材1万トンを乙に送金する。
第三条　乙は資金5000億Vaを甲に輸送する。
第四条　第二条と第三条は同時に履行されることを原則とする。
第五条　甲と乙は協定締結後、下記の義務を負うものとする。一　方、あるいは双方が違反した場合は第六条に基づく制裁措置を発動できるものとする。
　一、輸送は定期輸送コマンドを使用し、自動的に相互に輸出入ができるよう設定すること。

　二、輸送の際は過不足がないこと。

　三、輸送時期が遅延しないこと。

　四、本協定を順守すること。

　五、本協定に関係する二国間合意を誠実、確実に履行すること。

第六条　第五条の義務に違反した締結国に対して以下の制裁措置を課す。
　一、違反国に対して、是正及び改善を要求
　二、違反によって損害が発生した場合は両国の合意に基づき賠償金、資源を課す。
　三、本協定の即時破棄、未履行分の履行要求
　四、既に輸送した資源、資金の返還要求の拒否

第七条　第六条の制裁措置は発動2か月前に発動の根拠、制裁内容を明示して相手国観光通信に通達、外交掲示板でその旨発表しなければ発動できない。

第八条　制裁措置は違反の内容に留意した上で両国の合意に基づき決定されるものとする。

第九条　本協定は一方又は双方の締結国の通達、発表で改正、撤廃、破棄を宣言できる。効力を発するのは観光通信への通達から3か月後とする。

２　10年ごとに本協定を更新する。両国のいずれからも異議が述べられなかった場合は自動的に更新するものとし効力を継続する。

第十条　本協定はフリューゲル経済諸国同盟が発する一切の規定、基準の適用を受けないものとする。但し、第一回目の更新後はこの規定を適用しない。

第十一条　10年ごとに貿易情勢を鑑み、貿易レートの再検討を遅滞なく行うことを義務とし、合意が得られなかった場合は本協定を取り消す。

２　1項の規定は両国あるいはいずれかの国から再検討が要請された場合においても適用する。

貴国案に同意いたします。

_________________________
マハエール帝国皇帝
マハエール＝サティス4世㊞

連邦国王陛下の政府代理人として署名致します。

連邦国王陛下

成蘭連邦王国首相　延島悦一

次期に定期取引を設定します。

こちらも来期に設定いたします。

わが国からは通商代表部副部長が出席します。

さて、前回の協定調印から相当の期間が経過しました。

この度は以下の二点を理由に「成蘭連邦王国・マハエール帝国間に於ける石材の定期輸送に関する協定」に基づく再検討を要請します

①貴国の飛躍的な経済成長により、現行のレートが実態に沿わなくなった。

②貴国の情勢不安、とりわけ「革命軍」と名乗る組織が政府を脅迫をするという非常事態であることを考慮し、突然貿易を中断、中止に追い込まれるリスク、貿易に従事する我が国民の安全保護に関する経費増などが無視できない金額である。

我が国は、以上の理由を踏まえてレート改定案を提案します。

①石材1億トン＝資金1兆Va
②石材1億トン＝燃料1万3000万トン
③石材1億トン＝建材1億トン

貴国の御意見を求めます。また、貴国から修正案、対案等がございましたら御提案願います。

貴国の国民は我が国が責任を持って護衛いたします。

貿易の件ですが、我が国は②案に賛成いたします。

安全保護に関しては、貴国の態勢をあくまでも信頼しております。

②案ということで改定案を以下に示すので問題なければ御署名願います。

開始時期については双方の署名が得られた後すぐに設定願います。

成蘭連邦王国・マハエール帝国間に於ける石材の定期輸送に関する協定(第一次改定)

成蘭連邦王国（以下甲と表記）とマハエール帝国（以下乙と表記）は石材の取引に関して以下の協定を交わした。

第一条　甲と乙は石材と資金の定期輸出入契約を締結する。
第二条　甲は石材1万トンを乙に送金する。
第三条　乙は燃料1億3000万ガロンを甲に輸送する。
第四条　第二条と第三条は同時に履行されることを原則とする。
第五条　甲と乙は協定締結後、下記の義務を負うものとする。一　方、あるいは双方が違反した場合は第六条に基づく制裁措置を発動できるものとする。
　一、輸送は定期輸送コマンドを使用し、自動的に相互に輸出入ができるよう設定すること。

　二、輸送の際は過不足がないこと。

　三、輸送時期が遅延しないこと。

　四、本協定を順守すること。

　五、本協定に関係する二国間合意を誠実、確実に履行すること。

第六条　第五条の義務に違反した締結国に対して以下の制裁措置を課す。
　一、違反国に対して、是正及び改善を要求
　二、違反によって損害が発生した場合は両国の合意に基づき賠償金、資源を課す。
　三、本協定の即時破棄、未履行分の履行要求
　四、既に輸送した資源、資金の返還要求の拒否

第七条　第六条の制裁措置は発動2か月前に発動の根拠、制裁内容を明示して相手国観光通信に通達、外交掲示板でその旨発表しなければ発動できない。

第八条　制裁措置は違反の内容に留意した上で両国の合意に基づき決定されるものとする。

第九条　本協定は一方又は双方の締結国の通達、発表で改正、撤廃、破棄を宣言できる。効力を発するのは観光通信への通達から3か月後とする。

２　10年ごとに本協定を更新する。両国のいずれからも異議が述べられなかった場合は自動的に更新するものとし効力を継続する。

第十条　10年ごとに貿易情勢を鑑み、貿易レートの再検討を遅滞なく行うことを義務とし、合意が得られなかった場合は本協定を取り消す。

２　1項の規定は両国あるいはいずれかの国から再検討が要請された場合においても適用する。

署名します。

成蘭連邦王国通商代表部　副部長　屋島徹彦

署名します

マハエール帝国通商省大臣　エメラル＝トゥエー

燃料につきましては、定期コマンドでの1億3000万ガロンの輸送が不可能なため1億5000万ガロンの輸送としておきます。

では、1億5000万ガロンで取引を行うという事で確認致します。