ルーシェベルギアス公国及びスオミ王国代表による君主会談

1:ルーシェベルギアス公国及びスオミ王国代表による君主会談
 05/20 08:32

ルーシェベルギアス公国及びスオミ王国代表による君主会談。
カベルネ・ソーヴィニヨンのエレンドラ宮殿にて行われる。

ようこそ、ルーシェベルギアスへ。
カレリア副王殿下と、スオミの外交団様方をお迎えすることはルティーナにとって大きな名誉であり幸福でございます。
スオミ王国は現在、スカンディナビアの平和と安定、地域の発展のために重要な役割を果たしており、同地域の安寧はルーシェベルギアスの願いでもあります。今回の会談を機に両国の友好関係を更に発展させていきたいと思います。



3:Re: ルーシェベルギアス公国及びスオミ王国代表による君主会談
 05/21 00:06

大変お忙しい時期に摂政たる副王殿下にご来訪頂いたことで、スオミ王国のお心は充分にルティーナとルーシェベルギアスのもとに届いております。レオ一世陛下にもよろしくお伝え下さい。
弊国は特段に外交によって威信や権勢を得ようとは考えておりませんが、ルーシェベルギアスの存在や言葉がフリューゲルの平和と安寧に寄与できるとしたら、それは望外の幸せでございます。



4:Re: ルーシェベルギアス公国及びスオミ王国代表による君主会談
 05/21 01:10

貴国の建国はフリューゲルに新しい風を吹き込んだと思います。スオミ王国もフリューゲルにおいては新参国家なので偉そうなことは言えませんが。
これからも末永く我が国と、王室と友誼を結んでくださることを願っております。
話は変わるのですが、成蘭連邦王国に習い、我が国も貴国に誰がしかを留学させたいと考えているのですが、いかがお考えでしょうか。



5:Re: ルーシェベルギアス公国及びスオミ王国代表による君主会談
 05/21 20:15

スオミ王国からの留学のお申し出を光栄に存じます。
スオミは貴族文化の華やかりしところというイメージを抱いております。スオミの貴公子あるいは小公女は両国の友好と親善の象徴となることでしょう。



6:Re: ルーシェベルギアス公国及びスオミ王国代表による君主会談
 05/21 23:16

未成年の国王陛下には未だ子がおらず、王弟フィンランド公ユリウスも未だ留学に適した年齢でないため、カレリア、エストニア、リヴォニアの各副王家もしくはその分家から留学に適した年齢の者を一人ずつ留学させることになると思います。誰が留学するかは後ほどお伝えします。
そういえば我が国の特殊事象、いわゆる魔術その他について研究している者達が、貴國との共同研究を望んでおりました。興味がおありでしたら祖国遺産大臣のテッラ=マリアナ=ノヴァ公のほうから説明させましょう。



7:Re: ルーシェベルギアス公国及びスオミ王国代表による君主会談
 05/22 01:30

スオミの高貴なる留学生が快適に過ごすことができますよう、ルティーナも受け容れに便宜を諮るよう、申し伝えておきます。留学先候補と致しまして、弊国には美術大学、音楽大学がございますが、それらの情報公開も近々させていただきます。

さて、副王殿下の仰ります魔術についてでございますが、恐れながら弊国ではそういった研究は行われてはおりません。ルティーナのことを夢魔や悪魔、あるいは淫魔と渾名するものもおりますが、ルティーナはほんのわずか、タロット占いを嗜む程度でございます。

ですが、ルティーナはスオミのいう魔術……あるいは文化について興味がございます。ルティーナは子供の頃、ムーミントロールの絵本を読んだことがありました。惜しむらくは、スオミの国家情報には文化についての情報がそれほどございませんので、この機会にその一片でもお聞かせ頂ければ幸いです。



8:Re: ルーシェベルギアス公国及びスオミ王国代表による君主会談
 05/22 03:28

魔術というより神秘その他ですね。
祖国遺産省の研究内容は、地球とフリューゲルの神話と伝説、伝承、歴史について、遺跡や遺物、それこそ祖国の遺産について、聖書や諸宗教の聖典、教義、聖遺物や神そのものについてなど聖なる物全般について、さらには予言や本物の異能、特殊な生物、天文院の占星や占現、未だ人類が遭遇しえていないと思われる異星知性体について、魂の実在や、時間、人間の限界、精神と肉体、オカルトやいわゆる魔術と言われるものについて、そしてフラウィウス家(王家)についてなどです。
なので、フリューゲルにおける怪獣や、古代遺跡、アクアマリン王国の預言などについても、スオミにおいては我が省が主に研究しています。他にも枢密院などに似たような部門はあるのですが、我が省の規模が最大です。
ヘルシンキにある本省はともかく、大モノリス内にある部門に関しては大臣の私でも把握できておらず、大モノリス内では、より神秘的な研究や、ナチスドイツのアーネンエルベから引き継いだ研究が行われているという噂もあり、本省では対応に苦慮しています。
ここだけの話、アヴェスターの発禁についても、他にも色々と理由はありましたが、我が省の部門からの提言があり発禁になったという噂もあります。

スオミの文化には全く触れられませんでしたが、祖国遺産省については分かって頂けたでしょうか。



9:Re: ルーシェベルギアス公国及びスオミ王国代表による君主会談
 05/22 22:04

ご説明有難うございます。大変参考になりました。
先に申し上げました通り、弊国には神秘学を専門に研究する機関はございませんが、スオミの祖国遺産省の研究活動については弊国の大学や図書館なども協力できるよう善処させて頂きたく存じます。
ご希望でございましたらルーシェベルギアス公爵家の記録なども。
祖国遺産省が省庁の地位を得ており、宗教政策にも一部関わっているとなりますと、スオミ人は神秘学については造詣が深いということでございますでしょうか。そうでございましたら、留学生の選定につきまして神秘学の修得の有無もご考慮いただければ幸いです。

それともうひとつ、これは文化というよりは経済の話となりますが、フリューゲル移民前のスオミは、携帯電話やコンピュータの分野で大きな功績を挙げられていたと聞いております。現在でも残っているのであれば、これはスオミの技術力を示す事となりますので、国家情報に記載してもよいものと存じます。



10:Re: ルーシェベルギアス公国及びスオミ王国代表による君主会談
 05/22 23:02

祖国遺産省は神秘学の研究というより、特殊なもの全般の研究を行っていると言った方がいいでしょう。神秘学に関しては、スオミの伝統というよりローマ時代以来のフラウィウス家の蓄積の結晶と言えます。
スオミの技術力は、我が国が先進国入りしたら、国家情報に書いても恥ずかしくなくなるでしょう。それまでは、地球時代の技術力の復興に力を注ぐことにします。



11:Re: ルーシェベルギアス公国及びスオミ王国代表による君主会談
 05/23 00:43

貴国の発展は弊国にとっても大きな恵みと成り得ます。スオミ王国がレオ一世陛下のもと、スカンディナビアの諸国と手を取り合い、横たわる数々の困難を努力と誠実によって納め、諸国からの威信と尊敬を得ることを、ルティーナは信じて疑いません。

他に議題がなければ、アクアマリン王国の即位式もございますし、会談を終了したく存じます。



12:Re: ルーシェベルギアス公国及びスオミ王国代表による君主会談
 05/23 00:52

では、留学者は選定し次第ルーシェベルギアスに向かうでしょう。
再びの再開を祈って。



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