我が国はこの非難声明を認めることはできない。
それは正統な政権はフリュー・ソビエトにあると考えているからである。
貴国は現政権を「簒奪政権」としているが、フリュー国民は進んで革命に参加し、フリュー・ソビエトを建国したということから、
簒奪政権等ではないというのが我が国の見解である。
そもそもこの非難声明が華夏主導という時点で、我々は大いに疑問を覚える。
フリューが石材鉱を二つ作ろうとしているとき、華夏はそれを燃料なら我が国に頼れと後押ししたではないか。
華夏はその当時、燃料の輸出先と石材の輸入先を探していた。華夏にとって、フリューはいいカモだったのだろう。
フリューをカモとしか見ていなかった国が今になってこのような声明を出すのはどういう了見か?
フリューが大粛清を行わなければならないようにしてしまったのは、華夏ではないか?
それに、人道的な問題と言っているが、フリューの人々は生活に困っているだろうか?
幸福度の面からも、食料の面からも、そうは思えない。
フリューからの亡命者たちは政治家でも、思想家でもない。
自己顕示欲の強い野心家である。
これを利用しようとする華夏及びこれを支持する国々を、我が国は許すことはできない。
もしこれ以上フリューソビエトに口出しするようであれば、クルジスタン共和国はこの一件に介入させていただく。