ではスオミ王国に以下を提言する。
・国営工場建設による工業育成、商品輸出による歳入確保
ウラン鉱山を保有し燃料備蓄にも余裕がある貴国は工業化実施に有利な条件を有している。
また、国土面積にも余剰があることから、工場建設による工業生産増強と商品輸出が
産業育成への最短ルートとなるであろう。長期的視野に立てば工業都市建設も選択肢の一つ
だが、資本蓄積が不十分であるため現状では推奨できない。
・インフラ及び教育制度の整備
歳入確保の後にインフラ、教育制度を充実させ国民の所得増加、生活水準改善を図る。
これらへの投資・維持には莫大な資金を要するため、歳入確保以前に行った場合、
財政破綻や計画中止を余儀無くされる可能性が高い。時期は慎重に見定めるべきである。
・福祉政策の実施と民主化
インフラ、教育制度の整備の後、福祉政策への投資を行い幸福度改善を図る。
幸福度は政権支持率に直結している。高水準を保てば民主化後の政権運営は
容易となるであろう。また、幸福度向上を阻害する最大の要因は民主化の不履行である。
・宗教施設、遊園地等の建設
これらは幸福度向上に直結しており、民主化後の政権安定のためには必要不可欠である。