御回答に感謝します。また外交権信託の件につきましては我が国の不手際を謝罪します。
では、ノイエクルス連邦と我が国との協定に関しまして具体案を提示します。
1.相互の外交手段としての武力行使放棄
ノイエクルス連邦と普欧帝国の間に外交問題が生じた場合、両国は即時の軍事行動を取らず、
対話による交渉で問題の解消を図ることを定める。禁止される軍事行動はミサイル発射、
衛星破壊砲、レーザー発射、陸上部隊派遣の直接的な軍事行動に加え、
衛星打ち上げ(修復は可)、軍事訓練を合わせた衛星修復を除く攻撃コマンド全てである。
2.両国間の外交事項における対話による交渉の規定
ノイエクルス連邦と普欧帝国の間に外交問題が生じた場合、両国は最低限1回の対話による
交渉を行うことを定める。また、交渉の際に両国は軍事行動の示唆による恫喝を極力控える。
3.ノイエクルス連邦最高評議会議長と普欧帝国皇帝間のホットライン設置
偶発的な戦争発生を防ぐため両国首脳間にホットラインを設置する。
加えて、防諜のため専用回線の設置、内容の暗号化を定める。
以上に対するノイエクルス連邦の回答を求めます。