我々としては、仮称 国際資源供給安定化機構設置構想に賛同する。
我が国は、鉱山整備への積極的な支援を行ってきたが、新規国が多く、全途上国にまで援助がいきわたっていない状況である。
また、資源供給が過剰になっている資源や、若干の供給不足が見られる資源が存在していることも確かである。
燃料については、一部途上国を除き、ほぼ全ての国で少なからず自給体制が整えられている。燃料は、軍事的・経済的にかなり重要な資源で、有事に真っ先に輸出停止措置等がとられる資源であり、我が国も安全保障上の理由から、自給体制を整えている。他国も同じような状況にあると見られるので、ある程度の国際的安全保障の確立が同時に必要であると考える。