御回答に感謝します。
国際委員会につきまして両国から意見が出たため、それぞれ検討したいと思います。
まず委員長の輪番制につきましては、我が国としては異論ありませんが、
しかし、アクアマリン側より委員会の構成を巡る意見が提出されたため、
スオミ案の通りに3国の輪番制とすることは難しいと思われます。
そこで、あくまで試案でありますが、輪番制は取りやめ我が国を委員長として
各国代表に拒否権を与えるという制度にしてはどうかと考えます。
次に、委員会の構成に関するアクアマリン側の意見ですが、
我が国が本案を通して企図するところは環バルト諸国の共通の利益の保全であり、
特定の国家の監視ではありません。そのために我が国は協定案に「相互協力・監視」
の一文を入れているのです。同じように、バルト海に直接的な利害を持たない国家の
委員会への参加は一見理に適うものでありますが、利害を持たぬが故に本来の目的である
環バルト諸国の共通の利益の保全から逸脱するような運営が行われることを我が国は危惧しています。
以上から、先の案に改訂を加えて以下を提示します。
【国際委員会について】
1.各国より10名の代表を派遣し国際委員会を構成する
2.国際委員会は各国の相互協力・監視のもと、島嶼と資源の共同管理を行う
3.構成員の任期を最大4年とし、2年毎に半数を改選するものとする
4.委員会の運営は委員長として普欧帝国代表が中心となって行う
5.アクアマリン、スオミ代表は委員長の発議に対する拒否権を有する
1国に権限が集中するのは望ましくありませんが、他に案があれば提示をお願いします。