原料不足が予想以上に貴国の工業生産に影響を与えているため、我が国は条約内容の改訂が必要と判断します。
改訂箇所は第三条及び第三条第1項となります。
第三条 成蘭共和国の工業生産高が毎期6兆Va相当に到達した場合、両国は以下の条件で商品の定期取引を行う。
第1項 普欧帝国は成蘭共和国から商品20兆Va相当を12兆Vaで輸入する。
貴国の現在の工業生産高は毎期4.5兆Va相当を示しており、原料が不足した際には低迷を見せております。
そのため、目標生産高を毎期6兆Va相当から現状の4.5兆Va相当に引き下げ、直ちに商品取引を行うことを提案します。
取引の条件は以下の通りです。
1.イスアード教主国からの輸入銀1.5万トンから生産される約15兆Va相当の商品の内、13兆Va相当を我が国に輸出する。
我が国は銀輸入費として11.5兆Vaを負担しているため、この13兆Va相当は無償提供するものとします。
2.成蘭共和国で産出する銀1.5万トン(1期当たり2500トン×6期と計算)から生産される約15兆Va相当の商品の内、7兆Va相当を我が国に輸出する。普欧帝国は7兆Va相当の対価として成蘭共和国に4兆Vaを送金する。
先の13兆Va相当に7兆Va相当を加えて20兆Va相当の取引とします。
なお、商品5:資金3の取引レートでは対価は4.2兆Vaとなりますが、定期輸送では0.2兆Vaが設定できないため4兆Vaとします。
上記の条件に基づき第三条及び第三条第1項を改訂しますと、
第三条 成蘭共和国の工業生産高が毎期4.5兆Va相当に到達した場合、両国は以下の条件で商品の定期取引を行う。
第1項 普欧帝国は成蘭共和国から商品20兆Va相当を15.5兆Vaで輸入(但し11.5兆Vaは銀輸入費とする)する。
改訂箇所以外の条文はそのまま有効とします。
成蘭共和国の意見をお待ちしております。