我が国としては公式にプロシャ共和国の成立を認めていない以上、同地方を支配しているプロシャ共和国なる自治組織の存在を前提とした調査団派遣には賛同できない。 しかし調査団に対し、プロシャ地方統治に関しての強力な勧告権を持たせ、今後の同地方行政組織について、ゼロベースで在り方を検討するというのであれば大いに実りある試みだと言えるだろう。