偉大なる我らがウルバーノ大統領閣下は南瓜連邦における昨今の災害と復興の遅さに非常な関心を寄せられており、とりわけ南瓜連邦が過去150年以上の長きに渡り政府の怠惰と無能に晒されてきた現実に心を痛めておられる。
かかる事情を考慮し偉大なる我らが大統領閣下はあるひとつのご決断を下された。すなわち南瓜連邦に対し光栄あるノイエクルスへの編入を寛大にもお認めになられるという決定である。
我々は南瓜連邦に対しこの御聖断を提示したが当該政府からしかるべき回答が得られなかった。
この時点でわが国は南瓜連邦に対する当然の権利を行使することが可能であったが、慈悲深き大統領閣下のご命令によりわが国はもう一度南瓜連邦に対し回答する機会を与えることを決定した。
ついては南瓜連邦に対し本御聖断に対する返答を改めて要求する。
回答期限はフリューゲル暦170年いっぱいである。