広州問題に関する公開討議

1:広州問題に関する公開討議
 03/29 19:27

中夏民国から林領義外交部第一課長が出席する。

まず最初に、我が国は聖マズダー国に広州簒奪に対する謝罪と賠償を要求する。
そもそも華夏祆教教団及びマズダー国政府は旧「華夏人民共和国」と以下のような取り決めを行っている。


第1条 教団活動の独立性に関してはこれまで通り地域ごとに一定の自治を認める。ただし、共産党の指導に関して批判を行うなど反政府活動に加担しないこと、華夏の法令を遵守することを条件とする。
第2条 外国から派遣された聖職者は政府要人として国家武装警察が警護を担当する。華夏国籍の信徒に関しては華夏公民として扱うので特別に護衛するということはない。
第3条 私有財産は動産に関しては不可侵とする。不動産は建造物は届け出があり、法令に違反しない基準であれば認可される。土地に関しては原則全て国有のため認めない。
第4条 宗教施設(記念碑・カテドラル)建設は、全費用(99990億Va+石材5000万トン)を当該宗教団体が負担する。
第5条 建築する教会において活動する、宗教法人の法人格を認め、これをその他勢力の圧力から保護する。


華夏人民共和国」との事前承諾もない国内分離工作及びマズダー国の併合はそのうちの国家主権の確認である第1条違反である。この協定は我が中夏民国が旧「華夏人民共和国」の全条約を継承したので現在も有効であり、この協定違反について中夏民国国府は厳しく追及するつもりである。



23:Re: 広州問題に関する公開討議
Zoroaster 03/31 11:58

まったく関係ないとは言っていない。ただ、祆教国の独立は我が国の指示によるものではない。しかし、かの国の独立の目的は我が国にっとって理解し、それに同意するに満足であった。したがって国家承認をしたわけである。
取り決めの第一条での主語は「教団」つまり「華夏祆教協会」であり、我が国の行為を制限するものではない。

安全保障については、こちらの勘違いであった。訂正する。
しかし、その抑止力が完全に抑止できるとは思われない。事実、国共の中立地域の支配を行うミッドガルドの統一政府が樹立寸前まで達していたのである。



24:Re: 広州問題に関する公開討議
 03/31 12:17

>まったく関係ないとは言っていない。ただ、祆教国の独立は我が国の指示によるものではない。しかし、かの国の独立の目的は我が国にっとって理解し、それに同意するに満足であった。したがって国家承認をしたわけである。
取り決めの第一条での主語は「教団」つまり「華夏祆教協会」であり、我が国の行為を制限するものではない。

第一条での主語が「教団」つまり「華夏祆教協会」であるならば貴国からの宣教団の受け入れは不可能である。そもそもこの協定は主権国家間の条約に準ずるものである。
また、独立度の低い協会であることは貴国の説明と我が国の調査でも明らかであるので貴国の強い影響下にあることは間違いなく、教団の活動に関して彼らを指導する権限を持ち華夏政府からの干渉を受けないが、彼らが勝手にやったことなので責任は取らないというのは明らかなダブルスタンダードである。
そのうち前者は確実に確認されているので本国政府が責任を負うのは当然である。

>安全保障については、こちらの勘違いであった。訂正する。
>しかし、その抑止力が完全に抑止できるとは思われない。事実、国共の中立地域の支配を行うミッドガルドの統一政府が樹立寸前まで達していたのである。

ノイエクルスの臨時民主政府(現人民行動党)、ミッドガルドの民族統一戦線は共に華夏の統一民主国家樹立に協力している。彼らはいずれも分裂は望んでいないし少なくとも彼らの現在の行動を鑑みるに国民政府への武力行使が本望だったわけではない。
事実、両党は今回の総選挙に出馬し、平和的手段による統治を模索している。
次期首相の李クリスティアン氏は普欧との衝突の危険があるので武力行使が臨時政府内で実際に検討されたことはないと述べているので貴国の杞憂に過ぎない。



25:Re: 広州問題に関する公開討議
Zoroaster 03/31 12:30

この協定自体を交わしたのは我が国と貴国であり、その認識に相違はない。ただ、第一条は華夏祆教協会の行動を制限するもので、我が国の国家としての行為を制限するものではない。
彼らが我が国の出先機関の幹部であるというのならば、我が国への相談なしに何故彼らを処刑したのだ?
我が国の指示ではなく、彼らが独自で動いた結果の処刑であるから、我が国は処刑それ自体に対し異議を唱えることをしなかった。彼らの命をもって彼らの行いは償われたと考える。



26:Re: 広州問題に関する公開討議
 03/31 12:40

>この協定自体を交わしたのは我が国と貴国であり、その認識に相違はない。ただ、第一条は華夏祆教協会の行動を制限するもので、我が国の国家としての行為を制限するものではない。

まずこの協定が我が国と貴国との間で合意されたものという認識は一致したことを確認する。
ところで華夏祆教協会が独立性の低い下部教会だという我が国の指摘に対する回答はまだもらえないのであろうか?それともよほど都合が悪いのであろうか?

>彼らが我が国の出先機関の幹部であるというのならば、我が国への相談なしに何故彼らを処刑したのだ?

我が国への相談無しに保護領化したことに絡めてその言葉をそっくりそのままお返しする。

>我が国の指示ではなく、彼らが独自で動いた結果の処刑であるから、我が国は処刑それ自体に対し異議を唱えることをしなかった。彼らの命をもって彼らの行いは償われたと考える。

彼ら個人の責任追及は既に行わない方針である。



27:Re: 広州問題に関する公開討議
Zoroaster 03/31 12:59

本来独立性は高くなかったが、今回の行動を起こすあたり、本国の命令が行き届いていなかったと考える。マルセル・フンクを派遣以後、大きな人事異動を行っていなかったため、華夏祆教協会は独立性を高めていた。

我が国への相談なしに彼らを処刑している時点で、貴国はこの問題を華夏祆教協会の責任に帰着させている。その上、我が国に責任追及をするとは、行動が矛盾しているのではなかろうか?



28:Re: 広州問題に関する公開討議
 03/31 13:09

>本来独立性は高くなかったが、今回の行動を起こすあたり、本国の命令が行き届いていなかったと考える。マルセル・フンクを派遣以後、大きな人事異動を行っていなかったため、華夏祆教協会は独立性を高めていた。

という説明をこの会談以前に貴国から一切受けていないので誰がどう見てもその場で思いついた事後的な言い訳である。

>我が国への相談なしに彼らを処刑している時点で、貴国はこの問題を華夏祆教協会の責任に帰着させている。その上、我が国に責任追及をするとは、行動が矛盾しているのではなかろうか?

我が国はマルセル・フンク個人を国内法に照らし合わせて刑法犯で裁いたのである。刑法犯を釈放する馬鹿な国家はない。
また、最高幹部30人は既に処刑したが、中堅要員は未だ裁判が行われており拘留中であることも合わせて通告する。



29:Re: 広州問題に関する公開討議
Zoroaster 03/31 13:28

我々の教会の命令系統を理解していただくのは難しいだろうが、最初は聖マズダー教会が直接布教し、段階的に当地の教会に委任していくのである。龍鮮やレゴリスの教会の例を見てもらえればいい。

マルセル・フンクを公人として扱っているならば、刑法犯と言えども本国に通告はあってしかるべきである。貴国のとった行動は、この問題を国内の一勢力による反乱として帰結させている。



30:Re: 広州問題に関する公開討議
 03/31 13:49

>我々の教会の命令系統を理解していただくのは難しいだろうが、最初は聖マズダー教会が直接布教し、段階的に当地の教会に委任していくのである。龍鮮やレゴリスの教会の例を見てもらえればいい。

その時期がいつなのか、その詳しい段取りすら現在も未公表なのに信用してもらえるとでも思っているのか。
少なくとも龍鮮・レゴリスはその独立の過程が報道等で公表されていたのに対し、華夏だけ公表されていないのはどういうことであろうか。あまりにも苦しい言い訳である。

>マルセル・フンクを公人として扱っているならば、
どうしても公人として扱いたいらしいが、どの国だろうが刑法的責任は取って当然である。

>刑法犯と言えども本国に通告はあってしかるべきである。

というのが内政干渉であるという自覚がないようだ。

>貴国のとった行動は、この問題を国内の一勢力による反乱として帰結させている。

だからこそ彼らの責任を負うべき貴国に政治的な責任を我が国は求めている。



31:Re: 広州問題に関する公開討議
Zoroaster 03/31 18:21

報道での華夏管区の扱いは龍鮮・レゴリス管区と差異はない。いちいち教会の内部事情は機関紙で公表しないし、特にその必要もない。

マルセル・フンクが公人であるのは貴国との協定の第二条に明示されている。
貴国が今回の事件を我が国と絡めて考えているならば、我が国から出向しているマルセル・フンクを我が国への通告なしに処刑したのは不可解である。
つまり、貴国は我が国に関係のない事件において私人たるマルセル・フンクを処刑したということになる。
何故我が国が責任を負う必要があるだろう。



32:Re: 広州問題に関する公開討議
 03/31 23:00

>報道での華夏管区の扱いは龍鮮・レゴリス管区と差異はない。いちいち教会の内部事情は機関紙で公表しないし、特にその必要もない。

では証拠がないわけだ。

>マルセル・フンクが公人であるのは貴国との協定の第二条に明示されている。

どこに目がついているのか不思議なくらいである。
また、協定を再度精査したが、貴国が政府間での協定であると認めた以上、条文の客体は全て当事国政府間でなければならず、やはり第一条違反は免れない。

>貴国が今回の事件を我が国と絡めて考えているならば、我が国から出向しているマルセル・フンクを我が国への通告なしに処刑したのは不可解である。

それで、我が国への通告無しに併合したことに対してはいつになったら謝罪されるのか。

>つまり、貴国は我が国に関係のない事件において私人たるマルセル・フンクを処刑したということになる。

分裂勢力を支持した時点で貴国も同罪である。弊国の「反分裂国家法」には反乱勢力とその支援勢力が処罰対象となっており、これに照らし合わせれば、広州逆徒(反乱勢力)と貴国(支援勢力)の図式が成り立つ訳である。よって貴国が処罰対象とならないわけがない。協定違反に関しては前述の通りである。

>何故我が国が責任を負う必要があるだろう。

重ねて何度も言うがもし仮に協定が存在しなかったとしても、貴国の行動は近代主権国家に対する重大な挑戦であり、この場で謝罪が行われなかった場合、他国の主権を尊重しない強盗国家として歴史に名を連ねることになるであろう。



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