1:広州問題に関する公開討議 03/29 19:27 中夏民国から林領義外交部第一課長が出席する。 まず最初に、我が国は聖マズダー国に広州簒奪に対する謝罪と賠償を要求する。 第1条 教団活動の独立性に関してはこれまで通り地域ごとに一定の自治を認める。ただし、共産党の指導に関して批判を行うなど反政府活動に加担しないこと、華夏の法令を遵守することを条件とする。 「華夏人民共和国」との事前承諾もない国内分離工作及びマズダー国の併合はそのうちの国家主権の確認である第1条違反である。この協定は我が中夏民国が旧「華夏人民共和国」の全条約を継承したので現在も有効であり、この協定違反について中夏民国国府は厳しく追及するつもりである。 2:Re: 広州問題に関する公開討議 Zoroaster 03/29 19:41 何か誤解をしているようだ。 しかも、当時は非常時であり、広州には共産党の管理がしっかりと行き届いていなかった。そこで祆教協会は信徒を含めた広州人民を保護するために独立を行ったのだと理解している。確かに彼らの行動は我々の取り決めに違反しており、処断されたのはやむを得ないことだったかもしれない。 我が国が広州地域を保護領にしたのは祆教国からの要請であり、もし我が国がそれを断っていれば、同地域が戦火に見舞われる可能性は大いにあった。 3:Re: 広州問題に関する公開討議 03/29 19:54 確かに貴国の指示で独立を画策したという証拠はない。それについては我々も言及はしないだろう。ならばマルセル・フンクの処刑については貴国もそれ以上追求すべきではない。 4:Re: 広州問題に関する公開討議 03/29 20:32 【追記】 5:Re: 広州問題に関する公開討議 Zoroaster 03/29 20:53 最初の襲撃は先述の通り、祆教協会の行動であり、我々のあずかり知らぬところである。 6:Re: 広州問題に関する公開討議 03/29 21:17 一つだけ言っておくがマルセル・フンクは貴国が派遣した要員、教団は貴国の指導下で運営していた組織であり、貴国を代表する人間として我が国に駐在していたと認識している。とすれば彼が本国に庇護を求めた以上、本国との連絡は少なからずあったと容易に推測出来るし、あからさまな協定違反をした彼に何らかの処罰を与えなかった貴国も我々から見たら明らかに怪しいのである。 本題に入るが、貴国が共闘を持ちかけた当時確かに国民政府の攻勢著しかったが共産党の支配地域は「この画像」にあるように非常に広大なものであり情勢次第ではどちらに転ぶか分からなかったし、内戦中に国民政府を華夏唯一の合法政権と承認したという貴国からの通告等一切受けていないのでお門違いである。また、条文は共産党と明記されており、この時点で未だ「華夏人民共和国」は首都を保有しており消滅しておらず政府として機能していたことから法的に真に与すべきは共産党であったはずである。 それから、無論歴史的知識に詳しい貴国の知識階層ならばご存知のはずだが、そもそも広州は我が国の悠久の歴史の中で固有の領土として確立されており、歴史・文化ともに華夏の中核をなしている地域である。その歴史的固有領土を華夏から切り離すということは我が国の歴史・文化・国民に対する冒涜である。教会施設を破壊したのは意図しなかったとはいえ結果的にその報復となったが先に我が国に対して屈辱的な行為を行った貴国に非難する資格はないことを付け加えておく。 7:Re: 広州問題に関する公開討議 Zoroaster 03/29 21:42 マルセル・フンクの処罰については当時の情勢が複雑であり、事後の処罰とするところを先に貴国の法によって処されたのである。 貴国提示の画像であるが、我が国が話を持ちかけたのはそれよりも幾分か後のことであり、国民政府の勢力がより大きかったはずである。また、萬州が国民政府に近づいているという情報を、我が国はいち早く入手していたため、先の認識に至ったわけである。 広州の切り離しに関しても、すすんで行ったのではなく、住民の保護という目的がある祆教国の申し出を受け入れたものである。 8:Re: 広州問題に関する公開討議 03/29 22:04 >マルセル・フンクの処罰については当時の情勢が複雑であり、事後の処罰とするところを先に貴国の法によって処されたのである。 つまりその時点では追認していたということになる。 >貴国提示の画像であるが、我が国が話を持ちかけたのはそれよりも幾分か後のことであり、国民政府の勢力がより大きかったはずである。また、萬州が国民政府に近づいているという情報を、我が国はいち早く入手していたため、先の認識に至ったわけである。 だとしても支配地域は共産党地域の方が広大であったし萬洲國の領域に共産党軍が侵入していたためこれより大きかったはずである。 >政府承認の正式な明文化は行っていないが、共闘を持ちかけている時点で明らかに国民政府を認めていると理解されうるだろう。認めていない政府と手を組むなどという方法を我々がとるはずがない。 華夏唯一の合法政権であるという言質が取られていない以上、華夏を代表する政府と認識されたうちには入らない。例えば地方政権の一つと交流を持つというような見解も出来るし、現にノイエクルスは当時華夏人民共和国を華夏を代表する政府として認識していた。国際慣習法的にもなかなか苦しい言い分である。 >首都に関しても、国民政府の中心拠点であった上慶が首都機能を有しており、我が国の先の認識は否定されうるものではない。 中夏民国憲法では安京(旧紅京)が首都と明記されている。上慶はただの根拠地であり、臨時首都であったこともない。貴国が勝手に我が国の首都を定義するのも全く以てお門違いである。 >軍政を敷けば、少なからず戦闘が起きるのは言うまでもない。 それほどまでに貴国の統治体制が脆弱ならば併合した方がもっと危険である。 >そうすれば民間人にも被害が及ぶのは必至であり、 >その方策をとるよりは、聖マズダー教国保護領という名前の持つ抑止力を用いたほうが安全であると考えた。 自ら弱いと公言するような国など我が国の人民は恐れないであろう。 >もし大規模な紛争に巻き込まれた場合は軍の出動をする準備はあった。 報道を見る限りそのような兆候すら見られなかった。 >広州の切り離しに関しても、すすんで行ったのではなく、住民の保護という目的がある祆教国の申し出を受け入れたものである。 そして我々に一切の相談もなしにである。 >内戦終了後、我々は返還する意思があったことを明示しておく。 そういうものは一番始めに言っておくべきである。尤も、そんなことは後から何とでも言えるが。 また、貴国はこれまでさんざん共産党に恩恵を預かってきておきながら手のひらを返してあっさり裏切ってしまう当たり、その信義とやらを我々が信用するには貴国の主張は全く考慮に値しない。 9:Re: 広州問題に関する公開討議 Zoroaster 03/29 23:30 その時にマルセル・フンクを処罰したとして、事態の好転は望めず、より一層の混乱を招いただろう。 人口密集地域のほとんどを国民政府が制圧していたはずであり、華夏の主要地域は国民政府統治下であったと記憶している。 行政の中心地が首都であるという世間一般の定義から言えば、上慶は当時首都として機能していたと考えて当然である。 軍を動かすと、それを理由に攻撃の対象になる可能性が高まるのはお分かりだろう。当時は国共間での戦闘が激化しており、あえて軍を出動させて広州を彼らの視野に割り込ませる必要はなかったと言っている。 軍事行動を報道に逐一伝える国家があるだろうか? 我々は侵略しているのではないから、戦闘が起きるのは広州内ということになる。そこで戦闘があれば民間人にその被害が及ぶのは当然だろう。どんなエリート集団でも建物に銃痕を残さず勝利することはできない。 共産党からの恩恵を受けた覚えはない。華夏側の要請に応じて商品の輸出を行った我が国のほうが、よっぽど恩恵を授けていると思うが? 10:Re: 広州問題に関する公開討議 03/30 00:03 >その時にマルセル・フンクを処罰したとして、事態の好転は望めず、より一層の混乱を招いただろう。 少なくとも我が国の心証はこれほどまでに悪くはならないであろう。 >人口密集地域のほとんどを国民政府が制圧していたはずであり、華夏の主要地域は国民政府統治下であったと記憶している。 人口の大半は東部地域であり、また台湾島孤立という報道もあったはずである。 >行政の中心地が首都であるという世間一般の定義から言えば、上慶は当時首都として機能していたと考えて当然である。 上慶には軍事基地は集中していたが行政機能は泰北にある。 >軍を動かすと、それを理由に攻撃の対象になる可能性が高まるのはお分かりだろう。 ほぼ無防備の状態で併合しても結局攻撃の対象とするであろう。 >当時は国共間での戦闘が激化しており、 >あえて軍を出動させて広州を彼らの視野に割り込ませる必要はなかったと言っている。 >軍事行動を報道に逐一伝える国家があるだろうか? >我々は侵略しているのではないから、 >戦闘が起きるのは広州内ということになる。そこで戦闘があれば民間人にその被害が及ぶのは当然だろう。 >共産党からの恩恵を受けた覚えはない。華夏側の要請に応じて商品の輸出を行った我が国のほうが、よっぽど恩恵を授けていると思うが? 布教活動に自治権まで与え、要人を警護して逐一協力した共産党に一切恩義を感じていないとは。今後の各国での布教活動がやりにくくならないように祈るばかりである。 |